視覚障がいの方が65歳になったとき。

株式会社ゆりかご ホームヘルプ 介護保険制度 その他

う―ん、障害福祉から介護保険への移行って、どこでも問題なんだなと思いました。

まぁ、65歳で年齢的に介護保険優先だから切り替える事は、法令にもあるとおりなので、仕方ないとは思います。

でも、介護と福祉は根本的に概念が違うんですよね。

財源も違うし、そもそも、介護保険を夢の制度と平成12年に開始して、概念が違うものを一緒にしてしまおうと、支援費制度を開始させ、財源不足で失敗し、それでも一本化をしようとして障がい福祉サービスに制度を変更し、結局、無理があると分かっていて、原則一割負担を、後手後手で緩和措置等とくだらない制度変更をすることで、複雑怪奇な制度となり、利用者のニーズとかけ離れていくわけですよ。。。
介護は老いとして誰もが生きていれば通る道だから、そのためには保険料天引きされても、と思いますが、障がいは先天的、もしくは不幸にも事故等で後天的になってしまうことが多いわけで、生きていれば全員が通るとも限らないので、その性質の違いから、国民のコンセンサスは得られにくいでしょう。

だから、優先とかを考えること自体がナンセンスではないかと思うんですよね。視覚障がいに限らず、障がい福祉サービスから介護保険に切り替えた途端に、今まで利用できていた事ができなくなることがあります。

エリクソンさんでもハヴィガーストさんでもいいから発達段階で、老年期で、心身機能はほぼ下降の一途をたどるわけですよ。そんなことは誰しも分かっている事だから、制度設計上、そういうひずみを作ること自体がおかしいんです。 64歳から65歳になって急にできることが増えますか?

障がい福祉から介護に変更時は、別のソフトランディングできるような制度設計を早急に行わないと、これからの高齢化社会で、この制度のひずみで苦しむ人は増えていく一方です。

視覚障がいの介護認定についての疑問も当然あります。実状とまったくマッチしていない、完全に認定制度としての欠陥であると思います。

でもそれ以前に介護と福祉を利用者の負担なく、切り替える事は最低限の条件ではないかとおもいます。

障がいを背負っている事だけで、大変なのに、制度が苦しめるなんて本末転倒ですよ。

生きていたら、呉秀三さんに

「『わが国十何万の精神病者はこの病を受けたるの不幸のほかに、この国に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし』と言ってたときと変わんないぢゃないか!」

て言われそうです(`・ω・´)

自分たちでできるのは、根拠を理論構築しながら、地道に行政に個別ケースで交渉していくしかないんですが、待ったなしのときは本当に困ります。
幸いにも自分が住んでいる障害福祉課は耳を傾けてくれるんでありがたいですけど、画一的な対応を取られたら、引っ越すしかないかもな。。。なんて思ったりします。

一刻も早い対応を期待します(´・ω・`)ノシ

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