第5回水戸在宅ケアカンファレンスに出席してきました!

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H.23.02.18 18:00~水戸医療センターにて第5回水戸在宅ケアカンファレンスが開催されて、出席してきました。

今回のテーマは在宅ケア利用者急変時対応についてというテーマでした。

はじめは、ソフトQ2車という会社の社長さんより、事業紹介があり、緊急性の少ない患者さんに対して、様々な医療器具などを搭載した救急車さながらの車両で患者さんを搬送するというものでした。料金はタクシーメーターの料金と付帯料金(介護料金、医療器具の使用料、看護師料金、高速料金等)ということで、専属に契約している看護師さん等もいらっしゃり、ドライバーさんも救急救命の講習修了者ということ。水戸消防署からの認定も受けているということで、かなり気合の入った移送事業だと思います。

ただ、あそこまで車が完璧だと、ついつい救急車的に動けるのかなと期待してしまうと思いますが、9:00?18:00が営業時間とのこと。付き添いは2名迄無料だそうです。水戸では数少ない民間救急なので、ぜひ活用できれば良いですね!

ちなみに私達はストレッチャーは対応できませんが、車イスなら24時間対応ですよ(笑)
ドライバーはほぼ介護福祉士です。

その後、介護連携パス研究会からの案内があり、前回ブログの所信表明とも関連する分野ですので、私も参加してみようと思います。
H.23.02.26 13:00? 会場は常陽藝文センターです。詳しくはこちら

その後、本題のグループディスカッション。
水戸在宅ケアネットワーク代表の丸山善治郎先生の進行のもと、小テーマごとの区切りで行いました。

「急変時はどんなとき?」
「行動マニュアルはありますか?」などで、
急変時では、誤嚥や心肺停止、発熱などいつもと違う状態になった時という意見が非常に多かったです。訪問介護としては、急変とは違いますが、広義で非常時とした場合であれば、訪問して(普段は応答があるのに)応答の無い独居世帯もそれに当たるかと思います。

行動マニュアルがあるかないか、という点では、全体的な傾向として、介護系事業所はほぼ有。医療系、特に在宅医療での緊急時マニュアル的なものは少ないという傾向がありました。薬局などでも医療機関などと連携を持ってらっしゃるところもあり、この辺りでは、マニュアルのいろんな意味が見え隠れしているなという印象を僕自身は受けました。大きな組織の会社では有るが、小規模の事業所では無いという傾向もみえました。

個人的見解では、医療従事者の場合、対応するだけの技術、能力があり、それが基本という高いレベルにあるので、マニュアルというものが無くても自己責任の下で対応ができるという点があげられると思います。介護職にはその判断が不可能だし、してはいけないと思いますので、このようなマニュアルは必要不可欠なのかなと思います。規模の大小という傾向については疑問です。小規模こそ、しっかり作れる(しかも自分たちに合わせた独自の形で)から、活用方法も多岐にわたると思います。組織の規模が大きいとどうしても、実状と差異が出てしまうんですよ。マニュアルの有無もひとつですが、どこまで暗記してますか?携帯してますか?の方が時間的に余裕があれば議論としては面白かったのかな?と思います。

救急車に乗ったことがあるかないかというテーマでも盛り上がり、業務中に乗った方、業務外で乗った方などの話がありましたが、以外に乗ったことが無い人が多いんだなというのが私の見解。自分はプライベートも含めて?年に1回くらいは乗っているし、数か月に1回は呼んでいます。独居世帯、高齢世帯、いわゆる独居世帯予備軍に入る機会はどうしても仕事柄多いからでしょうね。これからどんどん増えるでしょう。

それぞれのグループディスカッションのあとは、丸山先生からのまとめで、私達も在宅医療の考え方が理解できました。グループディスカッションというやり方でより理解が深まりましたね。

最後に株式会社エディーファミリーさんから「お葬儀について」のお話があり、これは個人的に興味を持って聞けました。ただ、順番的に緊急時の話からこの話は、流れ的にすごいな…という感じです。人生経験の乏しい私にとっては、未知の世界で面白かったです。

以上、在宅ケアカンファレンスについてでした。みんなも参加してみましょう!

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